館内の見どころ
都市ガスが家に届くまで
コーナー紹介
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都市ガスが家に届くまで
こちらのコーナーでは、原料である液化天然ガス(LNG)を輸入し、基地に蓄えながら都市ガスをつくり、耐震性の高い供給設備と高精度な監視体制のもと、お客様のところへ送り届ける「LNGバリューチェーン」についてご紹介します。
歴史から知る
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- 見どころ①
- 見どころ②
- 見どころ③
見どころ①
LNG基地からご家庭まで。万全な防災体制とテクノロジーで都市ガスをお届けする。
SIセンサー (東京ガスネットワーク)
地区ガバナーに設置された地震計です。地震によって建物に発生する被害を数値化したSI 値(Spectral Intensity、スペクトル強度)を読み取り、大きな地震を感知すると、連動している自動遮断装置がガスを遮断します。
ポリエチレン管 (東京ガスネットワーク)
昭和55年(1980)に登場したポリエチレン(PE) 管は、腐食や衝撃に強く、しなやかにたわみ、これまでの金属管と比べて軽量であるという利点があります。
当初管は緑色でしたが、平成10年(1998) に世界標準の黄色となりました。イラスト「SUPREME:シュープリーム」(東京ガスネットワーク)
「SUPREME」(シュープリーム)は、約1Km²に1基という、高密度に設置された地震センサーを利用した地震防災システムです。
大規模地震が起きると、発生約5分後には計測データをもとに被害状況を把握し、約10分後にはガバナの遠隔操作により、大きな被害が予測される地域のガスを停止します。関連資料
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イラスト「東京ガスエリア内のSIセンサーの分布図」(東京ガスネットワーク)
東京ガスの供給エリアに設置されている、SIセンサーの分布図です。
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写真「防災供給センター」(東京ガスネットワーク)
365日24時間体制でガスの製造と供給状況を、監視・コントロールするのが供給指令センターになります。ガスの需要にあわせて生産量や供給量を調節し、災害時は状況に応じて、遠隔操作でガスを停止して被害を抑えます。
見どころ②
お家のガスを見守ってきたガスメーターとガス栓の安全機能の変遷。
B型ガスメーター(東京ガスネットワーク)
仕切られた膜のなかを流れるガスの量を実測する、膜式のガスメーターで、明治時代より基本的な計測機能は変わっておりません。外観はブリキの板を半田付けで組み立てた箱形をしており、耐久性から室内に設置されました。
マイコンガスメーター(東京ガスネットワーク)
ガスの安全ブレーカー機能を見守るマイコンが搭載されたガスメーターです。地震の揺れなどを感知すると自動的にガスを止めます。簡単なボタン操作をおこなうことで、メーター自身が安全に利用できるかを判断してくれます。
超音波ガスメーター(東京ガスネットワーク)
ガスの流れる量を、超音波を用いて計測するガスメーターです。機械的な機構がないため本体を小型化でき、測定した数値はデジタルデータとして記録され、通信ネットワークで管理をしやすい製品です。
関連資料
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住宅火災・ガス・CO警報器
都市ガス警報器は昭和55年(1980)に登場して以降も進化を続け、現在ではガス漏れだけでなく、火災、一酸化炭素(CO)発生時に知らせる機能を搭載した製品も登場しています。
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ストッパー付 ガスカラン
昭和9年(1934)に登場した、誤作動防止ストッパーのついたガス栓です。このガス栓が安全機能を採用した最初のガス設備になります。
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埋込式ガスコンセント
ガスコンセントは、専用の接続器具を差し込むことで、接続と開栓を同時におこなうことができる機能を採用したガス栓です。開栓のためのつまみが不要なため、カバーのついた壁埋め込み式のガス栓が設置できます。
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