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クリーンなエネルギーと防災供給
コーナー紹介
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クリーンなエネルギーと防災供給
このコーナーでは、クリーンな原料である液化天然ガス(LNG)を輸入し、耐震性が高く安定的にお客様へお届けする、都市ガスの防災供給体制についてご紹介しています。LNG基地に貯蔵されたLNGは、気体に戻して臭いをつけた後、都市ガスとして送り出されます。そして、世界でも例をみない高精度な地震防災システムをはじめとする、高い信頼性の防災監視体制のもと、耐震性の高いパイプラインを通って、皆様のお宅まで届けられます。
歴史から知る
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- 見どころ①
- 見どころ②
- 見どころ③
見どころ①
クリーンエネルギー液化天然ガス(LNG)をオイルショック前から導入開始
写真「LNGタンカー」
海上を進む現在のLNGタンカーです。全長は300m弱、幅は50m弱、LNGタンクの容量は165,000㎥程を運ぶことができ、これは約22万軒の家が1年間使うガスの量になります。
写真「ポーラアラスカ号と根岸基地」
昭和44年(1969)に、日本へ最初にLNGを運搬してきたポーラ・アラスカ号が、横浜の根岸工場(現:根岸基地)に接岸している空撮写真です。
写真「LNG地下タンク」
タンク内のLNGと接する最も内側は、メンブレンと呼ばれる薄いステンレスで覆われています。-162℃の状態のLNGと触れるため、温度差による金属の伸縮を解消するように、等間隔で全体にひだ加工が施されています。
関連資料
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イラスト「LNGの主な輸入先」
昭和44年(1969)のアメリカのアラスカからLNGを輸入開始以降、「調達先」の多様化を進め、現在は東南アジアやオーストラリアを中心に、4カ国13プロジェクトから調達することで、調達リスクを低減しています(2024年3月現在)。
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写真「球形ガスホルダー」 (東京ガスネットワーク)
昭和31年(1956)に世田谷に完成した最初の球形ガスホルダーの写真です。ガスが多く使われるときにガスを送りだし、あまり使われないときに貯めるための施設で、タンク内に圧力をかけて貯蔵するため、均等に圧力がかかる球形をしています。
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写真「環状ガスパイプライン」 (東京ガスネットワーク)
東京を取り囲むように敷設された環状パイプラインは、昭和51年(1976)に運用が開始されました。LNG基地を繋ぐパイプラインを含め、東京ガスのガス管を全部たすと、地球1周(4万km)より長く、約6万kmにもなります。
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