常磐橋内紙幣寮之図

小林清親＜明治13（1880）年  木版画＞

川口鍋釜製造図

小林清親＜明治12（1879）年  木版画＞

現在の埼玉県川口の鋳物工場の作業風景が描かれています。製鉄の炎や火の粉の上がる様子が取り上げられ、白い高温の炎から赤い低い温度に変化する炎の姿を、照らし出される人々とともに描いています。

大森朝乃海

小林清親＜明治13（1880）年  木版画＞

池の端花火

小林清親＜明治14（1881）年  木版画＞

不忍池の花火を楽しむ様子が描かれています。花火は光の尾を引きながら落ちる姿で表現され、岸辺から眺める人々は、花火の輝きによりシルエットで表現されています。

東京橋場渡黄昏景

小林清親＜明治9（1876）年  木版画＞

東京両国百本杭暁之図

小林清親＜明治12（1879）年  木版画＞

堀留繁花の図

小林清親＜明治12（1879）年  木版画＞

作品は日本橋堀留町の畳表問屋清水九兵衛の店先の様子が描かれています。陽光に照らし出されたイグサの茎の緑が鮮やかに描かれています。