館内の見どころ
昭和の台所
コーナー紹介
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昭和の台所
このコーナーでは、昭和10年代と40年代の代表的な台所空間を再現しています。
関東大震災の復興のなか、昭和10年代には、ガスを熱源とした台所が広まっていきます。ガスコンロとガスかまどは、薪のかまどのようにすすや煙も出ず、火力調節もかんたんです。大きな窓やタイルの流しもある、清潔、快適な当時のあこがれの台所でした。
昭和40年代は公団住宅の台所です。ステンレス流しに吊戸棚、ガステーブルコンロと小型湯沸器がついています。戦後を象徴する核家族ファミリーの、家事と団らんの空間、ダイニングキッチンでの暮らしを想像してみてください。
歴史から知る
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- 見どころ①
- 見どころ②
- 見どころ③
見どころ①
窓が明るく流しも清潔。ガスコンロ完備の昭和初期の憧れの台所。
再現「昭和10年代の台所」
昭和10年代の台所空間を再現した展示です。大きな明かり窓と、水道とガスが備わった、当時のモダンな台所設備が備わっています。
再現「タイル張り流し台」
耐久性がありお手入れのしやすいタイル張りの流し台は、コストがかかるものの、当時は憧れの台所設備でした。
羽釜つきガスコンロ
ガス七輪の上に上枠を乗せ、羽釜で炊飯をおこないます。炊飯時以外は羽釜などを取り外して煮炊きがおこなえ、調理スペースを有効活用できます。
関連資料
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写真「台所風景」
昭和12年(1937)発行の「お台所の栞」で紹介されている台所の風景です。現在の台所と大きく異なるのは、流しの左上の室内に、ガスメーターが設置されていることです。
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写真「青山アパート A号入口」
関東大震災からの復興のため設立された財)同潤会は、耐震・耐火に優れる鉄筋コンクリートのアパートメントの建設を数多く手がけました。写真は大正15年(1926)に竣工した、同潤会青山アパートの玄関前の風景です。
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写真「同潤会アパート 台所風景」
同潤会アパートの台所風景を撮影した写真です。建物には電気、ガス、水道設備が備えられており、写真からは、さらに氷冷蔵庫、ガス湯沸器が設置されていることが見て取れます。
見どころ②
昭和40年代公団住宅の台所。ステンレス流しと小型湯沸かし器、2口ガスコンロで快適な家事空間に。
再現「昭和40年代の台所」
昭和40年代の公団アパートの台所を再現した展示です。ステンレスの流し台や吊り戸棚、床板や換気扇、蛇口やガス栓は、実際の建物で使われていた部材を利用しています。
KG-A4号 ガス湯沸器
初めて圧電式自動点火装置を備えたガス湯沸器です。湯沸器のパイロットツマミと圧電式自動点火装置が連動しており、操作に間違えがなく点火しやすい構造です。
二口ガステーブル コンロ
圧電着火式の薄型のガステーブルです。ステンレス流し台の上に置ける、コンパクトな二口のコンロで、シンプルでシンメトリーなデザインとなっています。
関連資料
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写真「公団住宅台所」
公団アパートの台所を写した写真です。二口ガステーブルの一方が、コンロとグリルを兼用する構造になっており、流しの上に置けるコンパクトなサイズの製品です。
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ガスター 1.2リットルガス炊飯器
圧電素子を利用して点火するガス炊飯器です。炊飯部とコンロ部分は分離して使用できるだけでなく、電池などを必要としないため、シンプルな機構となっています。
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ガスロースター
製品下部の開口部に、魚焼き器を差し込んで利用するのと同時に、上部のフタを外して鉄板焼きとして、同時に調理をおこなうことができます。
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