企画展
~銀座から140年~「ガス燈が照らした東京の街」展
「東京府瓦斯局全景写真」
1878(明治11)年頃
「東京名所 京橋銀座通里煉化石瓦斯燈景ノ図」
歌川広重(三代)
1880(明治13)年
1874年(明治7)12月18日に、金杉橋から京橋までの銀座通り沿いに85基のガス街灯が灯り、東京におけるガス事業が誕生しました。
はじめ公営であった東京のガス事業は、後に初代の社長となる渋沢栄一の手腕により発展し、1885年(明治18)年には民間会社となりました。
裸火のあかりから始まったガス燈は、明治20年代に登場したカーボン電球のあかりと競争となりましたが、明治30年代にガスマントル燈が登場したことで優位に立ちます。全盛期の1917年(大正6)に、東京の街中では5,792基のガス街灯が灯り、夜の街を照らし出しました。
しかし大正はじめに電球の技術革新があり、昭和のはじめには東京の街中よりガス燈は姿を消してしまいました。
現在では、ガス燈は暖かみを感じさせるあかりとして、都内の京橋や銀座3丁目などに復刻されているほか、日本各地の街中で私たちの目を楽しませてくれています。
今回の展示では、東京のガス事業誕生時より事業の基礎を支えた東京のガス燈の姿を、写真や錦絵をはじめとしたさまざまな資料と共に展示紹介致します。
会期 | 2014年9月13日(土)〜2014年12月23日(火・祝) |
開館時間 | 午前10時~午後5時 |
休館日 | 月曜日 (但し、9/15、10/13、11/3・24(月・祝)は開館 9/16、10/14、11/4・25(火)は休館) |
会場 | ガス灯館2階「ギャラリー」 |
交通 | 交通情報、最寄地図はこちらをご覧ください。 |
チラシ | 企画展配布チラシ(2.4MB) |
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