企画展
~えがく・ほる・する~「発見!明治の錦絵」展
当館では、幕末明治期の社会情勢や人々の暮らしを知る映像資料として、錦絵を中心とした作品を収集し、展示公開してきました。
1765(明和2)年以降に誕生した多色刷り木版画は「錦絵(にしきえ)」とよばれ、以後、数多くの作品が出版されました。
時代は下り、文明開化期に制作出版され、開化風俗の紹介や時代の変化を紙上に描き出した作品は「開化絵」と呼ばれ、明治の錦絵の特徴の一つになっています。また海外との交流の中、西洋からの絵画技法や印刷技術がもたらされ、木版画による新たな作品を生み 出す人たちも登場しました。
作品には外国人の姿や洋風建築を始めとした、あわただしく移り変わる社会の様子が数多く描かれ、当時の様子を現在に伝えてくれています。
今回の展示会では、所蔵の小林清親「イルミネーション」の復刻版木や摺立順序の展示とともに、開化東京の姿を描いた作品、明治錦絵の特徴である「赤絵」のほか、版元が自身の宣伝のため制作したチラシなど、明治の錦絵が現在の私たちに伝えてくれる、さまざま な事柄について、30点あまりの作品より紹介致します。
会期 | 2013年10月 5日(土)~12月23日(月・祝) |
開館時間 | 午前10時~午後5時 |
休館日 | 月曜日、ただし10月14日(月・祝)、11月4日(月・祝)、12月23日(月・祝)は開館、 10月15日(火)、11月5日(火)休館 |
会場 | ガス灯館2階「ギャラリー」 |
交通 | 交通情報、最寄地図はこちらをご覧ください。 |
チラシ | 企画展配布チラシ(5.99MB) |
2024年
2023年
2022年
2021年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年