企画展
~都市風景の記録者~「織田一磨と東京風景」展
「東京風景 待乳山から隅田川」
織田一磨 1916(大正5)年
「東京風景 十二階」
織田一磨 1916(大正5)年
「東京風景 神楽坂」
織田一磨 1917(大正6)年
1882(明治15)年東京に生まれた織田一磨は、兄に絵を学ぶほか石版技術を取得し、1916(大正5)年から翌年にかけて、自画石版画集「東京風景」を制作しました。
二十枚の東京風景は必ずしも東京の名所ではなく、自身が興味を引かれた場所が取り上げられました。江戸と近代化が混在する都市風景が表現された石版画は、震災前の東京を記録することにもなりました。
美術表現の技法として、石版を取り上げた草分けとなった織田一磨は、引き続き「大阪風景」をはじめ、各地の風景を石版画で制作するほか、浮世絵研究に関する書籍刊行も手がけました。
晩年アトリエを構えた吉祥寺に居住し、1956(昭和31)年に73歳で亡くなるまで過ごしました。
今回は永井荷風による序文とともに、江戸から大正が混在する都市風景を表現した「東京風景」全20点と、現在の風景写真を比較展示して紹介します。
会期 | 2014年6月14日(土) ~ 9月7日(日) |
開館時間 | 午前10時~午後5時 |
休館日 | 月曜日、ただし7月21日(月・祝)は開館、7月22日(火)休館 |
会場 | ガス灯館2階「ギャラリー」 |
交通 | 交通情報、最寄地図はこちらをご覧ください。 |
チラシ | 企画展配布チラシ(24.3MB) |
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