企画展
~シリーズ東京真画名所図解 第一回~「安治の描く江戸東京」展
「東京真画名所図解 浅草観音」
井上 安治
1881~89(明治14~22)年
浅草観音 現在風景
「東京真画名所図解 二重橋」
井上 安治
1887~89(明治20~22)年
二重橋 現在風景
1864(元治元)年に生まれた井上安治(いのうえやすじ)は、15歳で「光線画」の作品で人気を博していた小林清親(こばやしきよちか)へ入門しました。
翌年の1880(明治13)年には早くも作品を発表し、以後、師の清親の作風を模倣しつつも、自身の感性で捉えた東京風景を描きました。
中でも四ッ切り判サイズを中心とした134点からなる一連の作品は、現在「東京真画名所図解」(とうきょうしんがめいしょずかい)と通称され、1881(明治14)年頃から亡くなる1889(明治22)年まで、井上安治の活動期ほぼ全般にわたって手がけた代表作になります。
当館では134点からなる「東京真画名所図解」シリーズを紹介する第一回として、今回は安治による江戸の風景が残る明治東京を描いた40点あまりの作品を、その現在の姿を写した写真と共に展示紹介します。
会期 | 2014年1月4日(土)~3月30日(日) |
開館時間 | 午前10時~午後5時 |
休館日 | 月曜日、ただし1月13日(月・祝)開館、1月14日(火)、1月15日(水)休館 |
会場 | ガス灯館2階「ギャラリー」 |
交通 | 交通情報、最寄地図はこちらをご覧ください。 |
チラシ | 企画展配布チラシ(15.2MB) |
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