企画展
~史料の森に棲む動物たち~ガスミュージアム動物園!?
動物園観覧風景「東京風景」明治44年(1911)
東風俗福づくし ふくろう楊洲周延 年不明
本町通夜雪 小林清親 明治13年(1880)
東京滑稽名所 日本橋天地の魚市 歌川広重(三代) 明治16年(1883)
阪神タイガース 昭和60年優勝記念 ガスファンヒーター(大阪ガス) 昭和60年(1985)
広告キャラクター人形『ヒーポンくん』平成5年(1993)
日本のガス事業の歴史を紹介する博物館であるガスミュージアムでは、幕末明治から現在にいたるまでのさまざまな史料を収集しています。
今回の企画展では、約14,000点の収蔵品のなかから、動物たちが表現されている史料を一堂に集めてちょっと変わった動物園!?をお披露目いたします。
ぜひ動物たちの姿をのぞきにきてください。(実際の生きた動物はおりません。)
【ガスミュージアム動物園!?】は、次の3つのゾーンで構成します。
ゾーン1 動物園のはじまりの歴史
ゾーン2 明治錦絵に暮らす動物たち
ゾーン3 ガスの世界で活躍する動物たち
ゾーン1 動物園のはじまりの歴史
日本最初の動物園は、明治15年(1882)に博物館の付属施設として開園した上野動物園
です。当初は日本の動物たちが多く飼育されていましたが、その後、「トラ」「ゾウ」
「オランウータン」「ライオン」「キリン」などの海外に棲む動物たちがやってくると、来園者を増やしてゆきました。
現在では全国90館あまりの動物園でさまざまな動物たちが飼育されています。
展示では、動物たちの日本渡来の歴史年表をはじめ、明治時代の上野動物園内や動物
たちの様子を記録した写真や錦絵をご覧いただきます。
ゾーン2 明治錦絵に暮らす動物たち
収蔵品の明治錦絵などの版画のなかには、開化東京の街中を犬や馬が生き生きと走る姿やユーモラスな姿が多数描かれています。
女性に抱かれた愛らしい猫の姿、写実的な表現で紙上に描かれた鳥たち、水辺の生き物である鯉や蛙の姿もあります。
ゾーン3 ガスの世界で活躍する動物たち
ガス機器に描かれたり、広告に登場したりとガスの世界で活躍する動物たちをお披露目
します。当館人気№1の昭和初期につくられたカニ型ガスストーブをはじめ、38年ぶりに
「アレ」をかなえた野球チームの前回の「アレ」記念ガスファンヒーター!などのレアな逸品や、
ガスの広告で人気を博したキャラクターたちのキュートな姿もお見せします。
初公開の史料も多くある今回の企画展で、ガスミュージアムの史料の森に棲む、
時代を超えて集った動物たちのユーモラスで愛らしい姿を、どうぞお楽しみください。
会期 | 2024年 1月13日(土)~3月31日(日) |
開館時間 | 午前10時~午後5時 |
休館日 | 月曜日 但し、2/12(月・祝)は開館、翌2/13(火)は休館 |
会場 | ガスミュージアム ガス灯館2階 ギャラリー |
交通 | 交通情報、最寄地図はこちらをご覧ください。 |
チラシ | 企画展チラシ |
2024年
2023年
2022年
2021年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年