企画展
ガス事業誕生150年記念企画 第1回 文明開化を伝える二本の軌条 「鉄道と駅」展
歌川国鶴
横浜商館並ニ辨天橋図 横浜ステーション
蒸気入車之図並ニ海岸洋船燈明台を眺望す
小林清親 高輪牛町朧月景
歌川広重(三代)
東京名勝図会 金杉橋より芝浦の鉄道
長谷川竹葉
東京名勝開化真景 新橋鉄道
今から150年前の明治5年(1872)は、現在の私たちの暮らしに関わる、様々な文明開化を象徴する文物が、次々と登場した年でした。 そのひとつが鉄道で、同年9月12日(新暦:10月14日)に横浜~新橋駅で開業しました。9月29日(新暦:10月31日)に事業を開始したガス事業とともに、今年が150周年になります。
開化文物は、海外の窓口であった横浜の港より、ガス灯が迎える街路を経て、横浜駅からの鉄道に乗って東京へもたらされました。そしてその玄関口である新橋駅から、ガス灯が彩る西欧風の街、銀座煉瓦街へとやってきました。
本展示会では、「ガス事業誕生150年企画」シリーズ第1回として、横浜から東京の街へと開化文物を伝える役割を果たした、明治の「鉄道」と「駅」の姿を、錦絵や当時の史料、写真とともにご紹介します。開業当時の横浜駅や新橋駅の威風堂々たる景観や、煙をたなびかせた機関車が旅客や貨物満載で疾走する光景など、文明開化が2本の軌条を通して伝搬していった様子をお楽しみください。
また、鉄道開業にあわせて明治4年(1871)に作成された、日本最初の鉄道運輸規程の英文原本(当館所蔵)も特別展示します。
*企画展ご見学に際してのお願い
新型コロナウイルス感染防止のため、ご見学は30分間隔の入れ替え制とさせていただきます。
1日14回、各回先着25名定員です。
来館当日、受付にて見学時間の明記されたチケットを配布いたします。
チケット記載の時間帯でご見学ください。
<スケジュール>
① 10:00~10:30 ② 10:30~11:00
③ 11:00~11:30 ④ 11:30~12:00
⑤ 12:00~12:30 ⑥ 12:30~13:00
⑦ 13:00~13:30 ⑧ 13:30~14:00
⑨ 14:00~14:30 ⑩ 14:30~15:00
⑪ 15:00~15:30 ⑫ 15:30~16:00
⑬ 16:00~16:30 ⑭ 16:30~17:00
※常設展示は随時ご見学できます。
当館の〈新型コロナウイルス感染防止等へのご協力のお願い(改訂版)〉も併せてご覧ください。
会期 | 2022年 4月 29日(金・祝) ~ 2022年 7月 3日(日) |
開館時間 | 午前10時~午後5時 |
休館日 | 月曜日 |
会場 | ガスミュージアム ガス灯館2階 ギャラリー |
交通 | 交通情報、最寄地図はこちらをご覧ください。 |
チラシ | 鉄道と駅展 |
2024年
2023年
2022年
2021年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年