企画展
光と影の表現者「小林清親」展
<GAS MUSEUM がす資料館>は、1967年 4月29日に小平の地で開館して以来、多くの方々に来館頂き、
2017年4月で開館五十年を迎えました。
今回は開館五十年を記念して、『光と影の表現者「小林清親」展』を、2018年 1月 6日(土)から
3月31日(土)まで、ガス灯館2階「ギャラリー」にて開催致します。
下級武士の子として浅草に生まれた小林清親は、明治維新という時代の大きな変化の後、刀を筆に持ち替え、
明治9年(1876)から発表した木版画シリーズ「東京名所図」で人々の注目を集めました。
後に「光線画」と呼ばれる一連の作品で清親は、江戸から明治へと時代の変化に翻弄される東京の姿を、夜の街に灯る
ガス燈の光や、陽光や月光などの自然光の微妙な印影や色の変化を描きました。
しかし清親は明治14年(1881)以降、「光線画」の制作をやめ、「ポンチ絵」と呼ばれる風刺画や歴史画、
戦争絵などを描き、晩年は肉筆画を多く手がけました。
今回は開館五十周年第四回企画展として、木版画の技法を駆使し、明治はじめの東京風景を現在の私たちへ、情感を
込めて伝えてくれる小林清親の作品を、収蔵美術コレクションより紹介します。
また期間中に一部作品の展示替えを予定しています。
会期 | 2018年 1 月 6 日(土) ~ 3 月 31 日(土) |
開館時間 | 午前10時~午後 5 時 |
休館日 | 月曜日(但し1/ 8・2/12(月・祝)開館、1/ 9・2/13(火)休館) |
会場 | <GAS MUSEUM がす資料館>ガス灯館2階 ギャラリー |
交通 | 交通情報、最寄地図はこちらをご覧ください。 |
チラシ | 20174th |
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