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瓦斯野炎男の美味しいミュージアム【吉祥寺編】

     公開日:2025年03月08日

今回は、「住みたい街」吉祥寺をご紹介します。吉祥寺と言ったら「井の頭公園」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。早速向かいます。公園口を出て井の頭通りを渡り、小道に入るとおしゃれな飲食店や雑貨店が並んでいます。つい寄り道したくなりますね。究極の寄り道スポットは、公園入口の「いせや」です。焼き鳥の煙にそそられますが、振り切って公園に下りていきます。
公園に入ると、井の頭池のスワンボートがお出迎えです。「カップルで乗ると別れる」という都市伝説が有名ですね。「井の頭弁財天は女神様だから」などといろいろ言われていますが、あくまでも都市伝説です。

先に進みましょう。結構広いので園内図で目的の弁財天を確認します。

見えてきました。早速お参りしましょう。順番を待っていると神社と勘違いして二礼二拍手しているカップルがいましたが、井の頭弁財天は仏様です。ご真言は「オン・ソラソバテイ・エイ・ソワカ」だそうです。

今回、こちらの弁財天を訪れたのは、ガスミュージアムで3月30日まで開催されている「ヌエットの描く昭和モダンの軌跡」展のPRのためです。ヌエット氏の作品「井之頭公園」にこの弁財天が描かれているのです。
https://www.gasmuseum.jp/gallery/

東京風景 井之頭公園 ノエル・ヌエット1937年


現在の井の頭公園

現在の井の頭公園

ヌエット氏は井之頭公園に何度も訪れていたそうです。90年近く経った今も井の頭池に映る本堂が美しいですね。
まずは第一関門クリアです。

次は吉祥寺駅の北口に向かいます。ハーモニカ横丁を通り抜けると「コスピ吉祥寺」というショッピングセンターに到着です。こちらに“キチジョー人”が出没するとの情報を得てやってきたのです。

エレベーターで7階に上がると「井の頭花子?」がお出迎えです。

こちらは第二の目的地、武蔵野市立吉祥寺美術館です。「キチジョー人」は2月24日まで開催されていた展覧会です。常設展としては、浜口陽三記念室に銅版画作品、萩原英雄記念室に木版画作品が展示されています。

まずは常設展をじっくり見学した後、キチジョー人に少々ハマって見ていました。


キチジョー人の中に見入ってしまうキチジョー人がいました。「メンチさとう」です。


「メンチさとう」と聞いて、
「腹が、減った・・・」というセリフが思い浮かびます。
これは映画にもなったドラマ「○○のグルメ」で有名な場面で、主人公が立ち尽くすシーンですね。今回、たまたまですが、先ほど訪れた“井の頭公園”からも連想されます。ということで、ここからはドラマを再現していきます。実際に五〇さんが訪れた店に向かいます。ドラマでは、五〇さんが肉屋のメンチカツをほおばりながら仕事に行っていましたが、瓦斯野炎男としては、キチジョー人の“メンチカツ”で頭がいっぱいです。美術館を出るとすぐに「メンチさとう」があります。正確には「吉祥寺 さとう」の「元祖丸メンチカツ」です。

今日も長蛇の行列です。この行列は何十年も続いていますが、想像以上に長いため、今回はあきらめました。
残念無念!

次に、五〇さんが空腹を満たそうと街を歩き回り、迷った挙句に入ったお店「カヤシマ」に向かいます。吉祥寺通りに出て少々北に進んだところに「カヤシマ」があります。雑然とした入口で、満席のため、こちらも並びました。先日、「○○のグルメ」に出たお店に来ているお客さんにおススメの店を紹介してもらうという番組を見ましたが、「○○のグルメ」の影響は絶大です。

「カヤシマ」は古くからあるお店で、昭和レトロ感満載です。それが逆に居心地の良い雰囲気を醸し出しているとも言えます。夜は居酒屋に変わるようですが、五〇さんも迷ったようにメニューが多いです。瓦斯野炎男は迷わず、五〇さんと同じナポリタンにハンバーグとみそ汁の「わくわくセット」を注文しました。メンチカツにはありつけませんでしたが、大好きな挽肉系です。

五〇さんと同じようにお箸でいただきます。ナポリタンは具も多く、ボリュームがありますね。なんとプラス100円でこのハンバーグとみそ汁がつく「わくわくセット」ということで、信じられないお値打ち感です。お腹いっぱいで、食後のドリンクまで付いていて、本当に満足です。お店を出ると、なんとなく♪ゴロー♪という音楽が流れてくるようです。

今回も「瓦斯野炎男の美味しいミュージアム」をお楽しみいただけたでしょうか。それでは次回またお会いしましょう。ガスミュージアムでもお待ちしております!

 

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