ガスミュージアムブログ
今年も1年ありがとうございました。
師走の折、皆様いかがおすごしでしょうか。
年末年始はクリスマスケーキにお蕎麦、お節などのごちそうがたくさんありますが、
ガスミュージアムに来ると、パンが食べたくなります。
小平市にはパン工場があり、そちらからとても良い匂いが漂ってくるのです…。
さらに、明治期から現在までの暮らしの中のガスの歴史を紹介している、「くらし館」に行くと展示の中に…
ガスミュージアムの『くらし館』
パン!
こんがり美味しそうなトーストが展示してあるのです。(レプリカです)
こちらは、昭和初期に作られた『食パン焼き器』というガス機器です。
ガスの火力でカリッと美味しくトーストが焼けます。
しかも、なんと一度に4枚も焼けます。
さらにこちら、アタッチメント式なので
外せばガス七輪(ガスコンロ)としても使えます。
昭和初期は『熱』として都市ガスの利用が広まり、食パン焼き器の他にも
様々なガス機器が登場しました。
例えば…
卵ゆで器(昭和初期)【詳しくはこちらこちら】
ゆですぎないように、温度計もついています。
パーコ瓦斯珈琲沸器 1935年(昭和10年)【詳しくはこちら】
一度に3杯分のコーヒーをいれることができます。
など、中々バラエティに富んでおります。
ガスによる調理が広まることで、それまでの薪や炭による調理と比べ、ずっと簡単に暖かい料理を楽しむことができるようになりました。
年末年始にお家で暖かい料理を楽しんだら、年明けはガスミュージアムで、
くらしを支えた都市ガスの歴史に触れてみませんか?
新年は1月5日からの開館となります。
1月13日からは次回企画展、「ガスミュージアム動物園!?」も始まります。
今年も多くのお客さまにご来館いただきまして誠にありがとうございました。
どうぞ良いお年をお過ごしください。
2024年もガスミュージアムをよろしくお願いいたします
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