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「ノエル・ヌエット」展がはじまりました

テーマ:     公開日:2019年10月05日

10月5日(土)からガス灯館2階「ギャラリー」にて、2019年度第三回企画展『没後50年 ~濠端の散策者~「ノエル・ヌエット」展』を開催しています。

ヌエット氏自画像

大正15年(1926)に初めて来日した、詩人でもあるノエル・ヌエット氏は、昭和37年(1962)にフランスへ帰国するまでの30年以上もの間、フランス語の教鞭をとるかたわら、東京の街を歩いて多くのスケッチを残しました。作品は絵葉書や版画として人々の目を楽しませ、詩にうたわれたその風景は描かれたスケッチとともに書籍にまとめられました。
東京の風景のなかでも皇居のお濠端の風景を愛したヌエット氏は、戦後お濠端を散策して描いたスケッチと合わせ、皇居についての随筆や詩をまとめた書籍「宮城環景」を手掛けています。

今回は、本年が没後50年に当たるノエル・ヌエット氏の、スケッチを元に制作された版画と対比する現在の風景写真、なかでも皇居お濠端の風景を取り上げた作品を、画集や書籍、絵葉書などとあわせ、一外国人の見続けた、戦前戦後の東京の風景の移りかわりを紹介します。

現在も変わらぬ風景を見ることができる、ヌエット氏による東京の風景をご覧ください。

版画 東京風景 桜田門


桜田門枡形
書籍「宮城環景」より

 

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