ガスミュージアムブログ
HOW TO MUSEUM?-1-
こんにちは。
この暑いのに、朝から鳥がお庭で遊んでいますよ。
さて、皆さんは「博物館のお仕事」というと、どんなお仕事を思い浮かべますか?
研究?展示?接客?-そう、これらは全て正しいのです。
だけど、もちろんこれだけではありません。
博物館のお仕事はとっっっても複雑で広いのです!
「HOW TO MUSEUM?」ではガスミュージアムのお仕事をご紹介していきます。
今回は「接客」にスポットを当ててみましょう。
以前ブログでもご紹介しましたが、先日「ドングリプロジェクト2017」でお客さまにガスミュージアムをご見学いただきました。
その際、お客さまを接客、アテンドするのも博物館の立派な仕事です。
「ガス灯の点灯実演」では、昔と同じ形のガス灯に実際に火をつけて、明るさや特徴をご説明します。
火を使うのでとても緊張しますし、たくさんのお客さまの前だとよけい緊張します!
スタッフにより説明の仕方が多少異なりますので、そこは各自腕の見せ所ですね。
たくさんのガス器具が並ぶくらし館をアテンドするには、膨大な知識が必要となります。
スラスラとご説明できるようになるには、多くの経験と年月が必要です。
自分が関わる仕事の知識だけではダメ、というのはどのお仕事でも言えることかもしれませんね。
例えば、接客の際、お客さまからたくさんのご質問をいただきます。
「このミュージアムは何年前からあったの?」
「ガス灯のせいで火事は多くならなかったの?」
「コークスって何に使われるの?」
「星の王子さまにガス灯が出てくるけど、あれが書かれたのはいつ?」
「小林清親のポストカードが欲しいんだけど、どのくらいの種類があるの?」
これら全部のご質問に答えられるよう、スタッフは勉強勉強の毎日です!
ちなみに、ここでご紹介するのはあくまで「ガスミュージアムでは」、という前提のお仕事のお話です。
博物館によりお仕事の仕方はさまざまです。
また、題名の「HOW TO MUSEUM?」はこのブログのための造語です。
「どんな文法だよ!」と怒らないでくださいね。
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