新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年はいつもより早く本日4日から開館しました。
ギャラリー企画展もさっそくスタートです。

新春企画展は「～シリーズ東京真画名所図解　第一回～安治の描く江戸東京」展。
作品は小ぶりなハガキサイズですが二重橋、神田明神、上野公園、浅草、向島…と４５点が並び、見ごたえ十分！ちょっと東京めぐりをしたかのような気分になれますよ。初詣で訪れた場所とも重なるかも知れません。

安治は元治元年（1864年）浅草の生まれ。25才の若さで亡くなるまでに描いた作品数は膨大ですが、中でもこの「東京真画名所図解」シリーズは彼の代表作だそうです。コミック「ＹＡＳＵＪＩ東京」で彼の名を知っている方も多いのでは？

江戸情緒、明治の気分は漂っているのに古さを感じさせない、そばに置いておきたい作品ばかりです。

ところで今回の展示のみどころ、実は、安治が描いた場所の“今”の写真が並んでいること。

担当学芸員のとらえた名ショット、ぜひ、いらして実感してください！