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瓦斯野炎男の美味しいミュージアム【上野編】  ~ガスミュージアム「明治の上野公園」展と「上野精養軒」パンダプレート~

テーマ:     公開日:2026年04月04日

こんにちは、瓦斯野炎男です。今回はガスミュージアムで始まった「明治の上野公園」展にちなんで、上野公園へとやって来ました。まずは、展示会の概要をご紹介しましょう。

https://www.gasmuseum.jp/gallery/

本展では、明治9年(1876年)の開園式から150年を迎えることを機に、江戸から明治へと変貌した上野の山の歴史を紐解きます。寛永寺などの「祈り」、博物館や博覧会などの「学び」、不忍池の水辺などの「行楽」という三つの側面から、錦絵や当時の写真を用いて上野公園の多面的な魅力を紹介しています。

さて、上野駅から広大な上野公園に入ったのですが、その広さのせいか、着いた早々すでにお腹が空いてしまいました。上野公園といえば、この間まではパンダが話題でしたよね。そこで、「明治の上野公園」展でもご協力いただいている「上野精養軒」で、名物の“パンダプレート”をいただくことにします

運ばれてきたパンダプレートは、大きなエビフライ、カニクリームコロッケ、ハンバーグにナポリタンと、みんなが大好きなものばかりが勢ぞろい!まさに“大人様ランチ”と呼ぶにふさわしい豪華さです。エビフライ定食とハンバーグ定食、どちらにしようか迷う必要もありません。

以前ご紹介した吉祥寺編の孤独のグルメの聖地「カヤシマ」のナポリタンにハンバーグがのったあの感動を超える、倍の“破壊力”を感じます。

https://www.gasmuseum.jp/blog/20250308/

まずはパンダの旗をとって、無心に食べ進めます。美味しくて夢中になっているうちに、あっという間に完食してしまいました。しかし、パンダプレートの楽しみはまだ終わりません。お楽しみのデザートが待っています。

可愛らしいパンダが描かれたプリンに、食後の笑顔がこぼれます。
みなさん、こうした可愛らしいデザートは「食べるのがもったいない!」とよく言われますが、私もそう思いつつも、美味しくしっかりといただきました。

今回もいきなり食事から入ってしまいましたが、ここからはもう少し上野精養軒についてご案内しましょう。

上野精養軒は、上野公園の開園に合わせて、ちょうど150年前の明治9年(1876)に開業しました。帝都を代表する公園として、外国からの来賓を迎えることを考えた際、本格的な西洋料理を提供できる場所が強く求められたのです。そこで、この大役を任されたのが「精養軒」創業者の北村重威でした。彼は不忍池を見渡し、遠く富士を眺めることができる場所での開業を決意。当時はまだ藪が深く荒れていたその地を開墾し、一軒の家屋を建てたのが始まりです。目まぐるしく変化する時代の中、精養軒は度々歴史的な会談の舞台となりました。例えば、明治12年(1879)には、アメリカより第18代大統領を務めたグラント将軍が日本を訪れ、上野公園で盛大な歓迎会が開催されました。この際、精養軒が腕を振るった料理の数々は、多くの人々を魅了しました。グラント将軍は後日、上野の地以外でも精養軒の料理を食したと伝えられています。そして、この大歓迎会を成功させるべく尽力した人物の一人に、当時、東京会議所会頭を務めていた東京ガスの創立者である渋沢栄一がいたという、興味深い繋がりもあるのです。

東京名所内 上野公園地不忍見晴図 歌川広重(三代) 明治9年(1876)

歴史を感じる入口です。

さて、美味しい食事で満たされたお腹を抱え、少し腹ごなしに散策しましょう。上野公園の中を歩き進めると、まず見えてきたのは重厚な佇まいの東京国立博物館(東博)。

そしてその隣には、国立科学博物館(科博)の迫力ある建物がそびえ立っています。

今回は時間の都合上、どちらも入館しませんでしたが、その膨大なコレクションを考えると、どちらも最低でも一日かけてじっくりと観覧したい場所ですね。

今回は“パンダプレート”の豪華な大人様ランチ、そして奥深い“上野公園”の歴史と魅力についてお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。皆さんも、ぜひ一度、上野精養軒の“大人様ランチ”を味わってみてください。そして、ガスミュージアムの企画展「明治の上野公園」(6月28日まで開催)にも足を運んでいただけると幸いです。

それでは、また次回の「瓦斯野炎男の美味しいミュージアム」でお会いしましょう!”

 

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